at Favorite Place・・・お気に入りの場所で 2014年03月23日

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大山・・・今年の登り初め

3月22日(土曜日)

2月の中旬の頃から、

雪の大山に登りたい気持ちが抑えられず、

ず~~っと、タイミングを見ていた。


週末になると寒気団が来たり、

曇ったり・・・雪だったり・・・


私が大山に登るのは、登る楽しさと、そこで見る風景に酔うのはもちろん!なのだが、

それをカメラに収めると言うのが、最大の楽しみであり、目的となっている。


だから・・・どうせなら青空の天気のいい時に登りたい。

そういう日がなかなか訪れず、

雪の大山のタイムリミットが近づくに連れて、今年は、もうダメかな~・・・と、

半分は諦めていた。


が、チャンスはやって来た!

一昨日、その寒気団が大山に雪を降らせたようで、

更に、さらに・・・この土曜日は、一日中 マークが出ている。

これは逃せられないでしょう。

前夜は、久々にバックパックを取り出し、ひとつひとつ持って行くものを点検して詰める。

もちろん、行動食も・・・

今月の初め、不幸にも遭難される事故が起きたばかり・・・そんなことも頭に入れておかないとね。


決して無理はしない・・・・諦めて引き返すこと!!

そう、心に叩き込みながらパック詰めをする。


それにしても、遠足前の高揚する気持ちは、いくつになっても消えないのか?・・・私。

3時半起きに合わせて、早く寝ようとするのに、なっかなっか寝付けないし、

1時間おきに目が覚めてしまう始末。


セットしていた、目覚ましのベルなんか必要なかった。


朝もやの中で・・・


5時をちょっと回ったところで、我が家を出発。

久しぶりに走る、まだ暗い道。

今回も高速道路は使わず、182号線を走る。


霧が生まれる



徐々に明けてくる風景を楽しみながら、無意識のうちに被写体探しをしている。

ここは、新見市千屋。

田んぼに積もっている雪から、もあもあ~~と、湯気のようなものが立ち上がっている。


朝日の中で・・・



早く大山に行かなくちゃ!・・・と、登る時間を考えながらも、

つい、こんな風景も撮りたい・・・・と、車を止めてしまう。

見た目のように、幻想的に撮れなかったのが残念だったけど・・・(^_^X)


明地峠を過ぎて・・・


明地トンネルを抜けると、目の前に雪の大山が飛び込んできた!


あぁ、いい天気だ~~\(^o^)/

この天気、私が下りるまで持って欲しい。(^∧^)


美しい~~・・・


寄り道をして、写真を撮っていたら、大山に着くのが予定時間よりも

かなり遅れてしまった。

南光河原の駐車場は、タッチの差で満杯。

あぁ、もう少し早かったら、滑り込みセーフで止められたのに・・・


と、第4駐車場に移動。


でも、きょうは、ここで・・・いや、ここが良かったかも🎵

こんな素敵な大山が迎えてくれた。


南光河原の橋から・・・

美しい~~

期待感で((o(^ー^)o))ワクワクしてくる。


登山口

8時40分。

さぁ、登りますよ🎵


踏み跡をたどって・・・

サラサラのパウダースノウの上を、

サクサクと気持ちよくトレースをたどる。



一合目


雪の道の良さは、

あの嫌な階段が消えて、自分の歩幅で歩けることだ。

10分ちょっとで1合目を通過。

標識がこんなにうもっている。


ブナ林


雪上に影を落とすブナの林。

小鳥の鳴き声に、雪景色の中にも、もう、春は来ているのを感じる。


4合目辺り?


順調に足を進めていたのは、この辺りまで・・・

いつもは、私の前を歩く夫が、かなり遅れている。

こんなことはない・・・・体調が悪いのか???・・・


「ねぇ、大丈夫なの?  登るのを止める?

   私、一人でも登って来るから、車の中で寝ていたら?・・・」と、言ったら、


「放っててくれ!!!」 って、怒られた。


まぁ、怒る元気があるのなら、大丈夫か?


五合目にやっと・・・


10時20分・・・やっと5合目に到着。


急な斜面に突入!


斜度が、雪のない時と比べて高いせいか、

スムースに登って来たペースが乱れ始めた。


樹氷がきれい~~


樹氷がきれい~~~!!


って、カメラを上に向けて撮っていたら、

ひっくり返ってしまった・・・(^-^;

雪の上で良かったよ・・・・


すっきりとしている


きょうは、黄砂もPMもないようだ。

すっきりと見える景色に、”恵まれたな~~”と、幸運を有難く思う。


北壁


あぁ、綺麗だ~~

本当に綺麗だ~~


しんどさがぶっ飛ぶ。

後ろを振り返ると、トボトボと歩いていた夫が、

カメラを出して写している。


きっとこの景色に元気が出たのだろう。

良かった♬


青空に溶け込む白い雪


青空と樹氷!!

この景色が見たかったのだ。


六合目~~


ここで・・・

ここで、皆さん、座って何をされているんだろう・・・と、思いながら上がってくると、

アイゼンをつけておられた。


私達もそうすることに・・・


パウダースノウで凍っていないので、いらないかも・・・と、思っていたけど、

斜度が高いせいか、結構滑っていたし、あった方が無難かもね・・・と。


シュプール



シュプールのあとが、何本も!!

結構早くに登って滑られたんだろうな~~


登山客が多い


もう、どれくらい道を譲っただろうか。

こんなにいい天気で、新雪のあとだもの・・・登ってくる人は多いよね!



6合目を過ぎたあたりから、今まで経験したことのない痛みが、

太ももに現れだした。


"え~~!! 困ったよ~~・・・どうしよう。
  太ももが痛くて足が上がらない・・・夫ではなく、
  私がリタイアしなくちゃいけないかも・・・・"

と、両方の太ももをさすりながら、やっとの思いで一歩一歩進む。


逆に夫のほうは、慣れてきたようで、しんどい・・・と、言わなくなっていた。


7合目辺りから・・・


登って来た道を振り返り・・・


”どうしよう・・・こんな絶好のお天気の日に、リタイアなんて悲しすぎる。
  でも、昨夜荷物を詰めながら、絶対に無理はしない!と、誓ったはず・・・
   歩けなくなって、ひと様の迷惑になったら、それこそ大変だし・・・”


太ももをさすりながら、なだめながら・・・頭の中は、ここで引き返すべきかどうかぐるぐるとまわる。


八合目まで・・・とにかく・・・


とりあえずは、八合目まで・・・

なんとか、そこまで行ってみよう。


夏季と違って、今の時季の木道は、平面で最短距離になっているので、

そこまで行ったら頂上はすぐですよ!・・・と、

教わった。


だから・・・なんとか八合目まで頑張ってみよう・・・


避難小屋が見えてきた! もうすぐだ~~・・・

なんて思うものの、なんて足の重い・・・・一歩を進めるのがやっと・・・


着いた・・・着いたよ~~(´ヘ`;)ハァ


着いた・・・・やっと着いた・・・

来れた!! 来れた・・・

1時を過ぎてしまったけど、なんとか上がれた。


雪の上にごろ~んと寝ころぶ。

しんどかったな~~ ざっと4時間半・・・斜度のきつさに参った。


氷点下6度!w(゚o゚)w


何度あるんだろう?・・・と、小屋の入り口の温度計を見ると、

マイナス6度!

小屋に入って行かれる人が、「きょうは暖かいな!」って、

呟かれていた。


へぇ、そうなんだ~~  暖かいんだ~~


風が冷たいけど、

アイゼンんを外すのが面倒くさいので、風をよけて小屋の側でランチタイム🎵

私は、やはりそれほど食べられなくて、サンドイッチを三切れほど・・・。

と、トマトのなんておいしい! 登山には、夏だけでなく、冬もトマトはあった方が良い。



崩れそうで、意外と崩れない・・・でも、慎重に・・・


三角点までは行きたいと思っていたので、

昼食を済ませて行く。


雪庇


張り出している雪庇が怖いね。

トレースをたどって・・・


三角点から剣ヶ峰に続く道



三角点まで・・・


昼食を取っている間に、

あれほど晴れていた空は、曇ってしまった。

残念・・・


三角点から剣ヶ峰を眺める


三角点から剣ヶ峰を眺める。

壮大だ~~



三角点から弥山に向けて帰る道で・・・


生クリームみたい


生クリームを塗ったみたいな・・・風紋の芸術



弥山(みせん)頂上


本当は、剣ヶ峰まで行ってみたい気持ちもあったけど、

きょうの、この足では無理・・・


三角点まででも充分!!

ここまで来れただけでも、本当に嬉しい。

よく頑張ってくれた・・・太もも。


今度は、夏の景色かな?


もう、たぶん・・・いや、きっと・・・冬山の大山は登れないだろう。

今回が最後かも・・・

そう思うと、後ろ髪が引かれる。


何度も、何度も振り返りながら、これでもか~!!って、いうぐらいシャッターを押す。


ひゃっほぉ~~!!


ひゃっほぉ~~!!

と、叫びながら下りていくスノーボーダー🎵

楽しそうだね~~

見ている方も、楽しくなる。



また振り返る(^-^;


また振り返る・・・

名残りがつきない。


北壁を滑り降りるスキーヤー


今度は、スキーヤー!!

大山の壁を滑って下りるなんて、なんて凄腕!

あっという間に下りて行ってしまった。



大満足!!


夫も私も、どうなるやら・・・の、ハラハラ登山ではあったが、

何とか登れた。

下りの時間は、疲れた足にしては、2時間で下りれた。

それだけ斜度がきついと言う事なんでしょうね。

三角点まで行けたし・・・体中が痛いけど、気持ちはふつふつと心地よさで満ちて来る。


やはり、大山は、私に最大の幸福をもたらせてくれる。




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[ 2014/03/23 ] 大山 | TB(-) | CM(12)