at Favorite Place・・・お気に入りの場所で 2014年05月26日

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大山夏山登山道から弥山(みせん)頂上へ

5月24日(土曜日)


どうして寝不足をしてはいけないって時に、

私は寝られないのだろう。

明日は、大山の頂上まで歩く・・・だから、十分睡眠を取っていなくては・・

とにかく早く寝なくちゃ・・・寝なくちゃ・・・と、

思えば思うほど神経が立ってしまう。

9時にはベッドに入ったのに、

10時の時刻もはっきりと覚えている。

たぶん・・・眠りに入ったのは、10時半頃になっていたのではないだろうか。

あぁ、寝れた~~・・・って、遠のく意識の奥で、ホッとした自分を覚えている。

このまま、3時半まで熟睡出来ていたら・・・

悲しいことに、1時過ぎに目が覚めて、トイレに行ったのが悪かった。

そこからまた、眠ろうとあがいてしまった。

それでも、セットしていた目覚ましのベルで目が覚めたと言うことは、

少しは寝れたのかも知れない。



この日は、出かける前からつまずくことになった。

裏手に植えている苺を採ろうとした夫が、

乗っていた板を踏み抜いたとかで、額を切る怪我を・・・・

もう、出かける前になって・・・と、消毒やらバンドエイドを貼るやらでドタバタドタバタ・・・

やっと車に乗って、出発の時刻を見ようとして取り出した携帯だが、

それにつけている,
私のお気に入りの・・・いや、お守りぐらいに思っている誕生石のついたストラップが、

切れて落ちたしまった。

「もう、なんだか~~・・・ヤナ感じ・・・・きっと、きょうは順調に行かないわ・・・」

と、もうすでにここで、気持ちは折れてしまった。


霧の中を走る

きょうは、霧も深い・・・

なんだかな~~・・・なんて、ここでも思ってしまう。


8時・・登りま~す~♪

きょうは、大山初登山の友人が一緒。

彼女を、絶対に頂上まで案内したい。

頑張らなくちゃ・・・と、自分自身に気合いを入れる。


シャガの花

でも、もうすでに息が荒い・・・

同行の二人の足取りは軽い♪

カメラの向こうの二人は、軽やかに登り始めた。

イワカガミロードが始まる


ピンク♪


夏山道にも咲いていたんだね♬

夏山道で、イワカガミを見るのは、初めてかも知れない。

この時季は、大抵三の沢を歩いていたような・・・・

コメバツガザクラが咲いているだろうな・・・来週は、見に行きたい・・・


すでに足が・・オモイ・・・

ここまで、1時間かかってしまった。

きょうは、足運びがどうも重い・・・


ダイセンミツバツツジ

かわいい🎵


ダイセンミツバツツジが、満開。


マイズルソウ

あら、マイズルソウが咲いている!
ここで、マイズルソウが見られるとは・・・・
三の沢のも、咲いているかな?



すでに息が上がって来ているが、まだ、新緑や花を楽しむゆとりはあった。


サンカヨウ


あら・・・ここにもサンカヨウが咲いている!!

夏道で見るのは、この花も初めてだ。


6合目に着いたのは、2時間半後だった。

やはり、いつものペースに比べて、完全に30分は超過している。

きょうの団体さんの多いこと!!!

6合目では、座るところもないほどだ。

この団体さんが出発されてから行こうと思って、かなりここで休憩する。

ぼ~~っと座っていたら、

なんと、なんと、・・・mizuho!!さんが目の前に♬

会えたね~~(^^)v

ここから一緒に上がりましょう・・・と、

出発したものの、休憩した足は力が入らなくなり、

左太ももがしびれるようになった。

ん???この感覚、3月に登った時と同じだ。

ふ~~ん・・・こまったな・・・

mizuho!!さんと夫に、とにかく友人を頂上まで案内して・・・と、

私のことは放っといて先に行って欲しいと頼む。

初めて大山を登る友人が、難なく歩いていることに、ホッとする。

ふ~~ん、大したもんだわ~~(*^^*)

7合目から8合目へ・・・と・・・

少し歩いては座り込んで・・・・少し歩いては座り込んで、目をつぶって休憩をする。

どうしよう・・・・もう、ここで、このまま座って、彼らが下りて来るのを待とうか・・・

何度も、何度も、座り込んではそう思った。


座って、頭を抱えて仮眠している状態の私を、

追い抜いて行くグループの一人が・・・

「お嬢さん、大丈夫ですか?」と、声をかけて下さった。

とっさに、「はい、大丈夫ですよ。」・・・と、答えて、

慌てて周りを見る。

今、確か、お嬢さんって言ったよね~~・・・・私の事ではなかったのかも知れない。

もう、恥ずかしい・・・・お嬢さんって言われたのに、返事するか?・・・・私ぃ~~σ(^_^;エ、


でも、他に座って休憩している人いないから・・・ま、いいか・・・

粋なお人だったみたいだ。

おばあちゃん、大丈夫?・・って、言われるよりも、”お嬢さん”って言われて、

気分を害する人、いないもんね🎵


はぁ、や~っと、なんとか木道に乗れた。

行くか~~~ ヨロヨロ~  ヨロヨロ~~

頭を上に向けるとクランクラン来るので、足元ばかり見て歩く。

あ・・・白いTシャツ!!  ぼんやりと目をかすめた白いT-シャツに、すぐに

ろっじさんだと分かった。

きょう、登られるかも? 会えるかも?・・・って、思っていたので、しんどさを忘れて

声をかけた。


タフなろっじさんに、

よれよれ~~な、姿を見られてしまった・・・・(^^ゞデヘヘヘ

少し立ち話をしたら、酸素が体に入ったのか、頂上まで一気に行ける気がして、

そこからなんとかスタスタと歩いてあがれた。


ドッヒャァ~~!! なんとも人口密度の多い頂上台地だこと。

夫たちはどこぞや????

あ、手を振っている・・・あそこか。

やれやれ・・・着いた~~~


南壁

大好きな稜線!

天空の道。 なんとか見れて良かった。


カメラに収めていたら、

横に立っておられた女性が・・・

「三角点まで行きたいな~~・・・・三角点までだけでいいので行きたい。

一緒に行きませんか?」って、声をかけて来られた。

いえいえ、このロープを超えて入る勇気はございませんよ~~(*^^*)

「三角点から向こうには行きません。 三角点にタッチするだけでいいんです。

行きたいな~~!!」 って。

うんうん、その気持ち、わかりますよ~~

私もそうだったもの。 でも・・・こんなにたくさんの人がおられる中、

ロープマタギは、出来ません! お付き合いできなくて、ごめんなさいね。


諦めきれないのか、その方は、しばらくの間、じ~~っと、稜線を見つめて・・・

それから、下山された。

黄砂か?


1時15分を過ぎました。

そろそろ下りますか・・・


もう少し澄んで欲しかったな。


また、来れるかな?

もう、無理かも???


賑やかなさえずり

この鳥はなんでしょう。

賑やかな声でさえずっていました。

ホオジロ だそうです。

・・・・・いずみやまさん、教えて下さって有難うございました。

動画で鳴き声を聞いて見ました。  これ! これ!

高音の賑やかなさえずりでした🎵

これが、ホオジロだったんだ~~🎵

また、ひとつ覚えることが出来ました(*^^*) ・・・・・


好きな風景

渋滞が起きるほどの混雑だった。


北壁

ユートピアの避難小屋

ユートピア避難小屋

行きたいけど・・・・無理かな~~

体調を整えて・・・・あと、一度でいいから、青空と白い雲・・・うごめく蒸気・・・雲海・・・

そんな日に登れたら・・・・登りたい・・・


や~っと・・・ブナ林まで下りた

ハナイカダ
ハナイカダ

あぁ、なんとか登れた!!

頑張ったな~~・・・・・もう、よれよれだよ・・・

ブナ林も、十分楽しまないで、ひたすらうつむいて歩いていたような。

顔を上に向けると、とたんに気持ちが悪くなる。

やはり、寝不足が原因なのかな?

そういえば、以前、ユートピアルートを登っているときにも、

これに似た症状になり、砂滑り分岐の所で諦めて下りたことがあった。

あの時と似ている。

上まで上がる時は、どうしても3時半起きになる。

母がいるので、7時半までには帰りたいし・・・・

そうなると、家を出るのは早朝の5時。 それに合わせて起きるとギリギリ3時半。

私は、朝ごはんはしっかりと食べたいし、食べたら歯磨きもしたい。

トイレも済ませて・・・・なんて、言ってたら、3時半がギリギリってとこだ。

大山が、もう少し近かったらな・・・・・・なんて、思っても仕方のないことを思ってしまう。


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[ 2014/05/26 ] 大山 | TB(-) | CM(16)