7月25日(土曜日)
梅雨が明けてから、初めての土曜日、
文句のつけようのない青空に、今がきっと盛りだろう、
ユートピアのお花畑を目指した。

ソバナ
ひんやりとした、さらりとした空気が気持ちいい。
最後まで歩ききれるか不安がいっぱいだけど、
今の所では、大丈夫なような気がする。

ユートピア入り口。
このゴロゴロの石だらけの道を登って行く。
きょうは、登山客は多いだろうな・・・と、予測していたけど、
本当に多い!
それも、若者のグループがいつもに比べて多いような・・・・

下宝珠越えに到着♪
駐車場から、ざっと1時間・・・・って、ことは、いつものペースか?
このまま、いつも通りで歩けたらな~~

この根っこ、何人の足に踏まれているやら・・・
段差は、私の背丈以上はある。
両手をついて、結構全身を使って上がるので、かなりの体力を消耗する。

ホッと出来る、ブナの林に入る。
林の木々の間から、北壁が見える。
あぁ、今年も見れるな~・・・この景色。
(((o(^。^")o)))ワクワクしてくる。

ヨッコラショ!

三鈷峰が見えてきた!
第一段階で、ホッと出来る場所。
でも、先はまだまだだ。
そろそろ疲れが出て来だしたよ。

こんな道ばかりだと嬉しいのに、
ユートピアへと続く道は、岩だらけの急登が続く。
全身に力を入れてよじ登らないといけないので、
もう、途中から引き返したくなる。
そろそろそんな気持ち。

北壁が、目の前にど~ん!!と出て来た。
ここまで来ると、あとちょっと・・・なんて思ってしまうけど、
まだまだ・・・・なんだよね~
岩の急登にうんざり~~

あ・・・ロッカクイチゴがある! おいしいから食べて見!
って・・・
実を見ると、本当だ~~・・・丸くなくて角々している。
お腹、痛くならないかな?・・・・しんどい時に、こんなものをお腹に入れると、
結構来るんだよね・・・私。
恐る恐る口に含み、味だけを見て飲み込まない。
うん、甘い♪
ネットで調べたら、ウスノキらしい。 なるほど~、そう言えば、
この花、何の花か気にしていたんだ。

はぁ~~・・・・・どれだけこんな急登を登ったか・・・
それにしても、登山客の多いこと!
大きな団体さんでは、26人とかってのもあった。
延々と、「お先にどぉ~ぞ~~」
私は、とてもじゃないけど、団体登山は出来ないな~
皆のペースには、ついていけない。


上宝珠越えに、やっと到達。
避難小屋が、もう手に取るように見える。
あとちょっとなんだけどな~~
元気な時なら20分も歩けば行ける距離なのに・・・
でも、きょうの私は、40分で行けるだろうか。
夫は、すこぶる調子がいいみたいだ。
上まで行かせてあげたいよね~~・・・調子がいいんだもの。
頑張るか~~・・・・・ヨッコラショ~~
砂滑り分岐地点から歩いて間もなく、
すれ違った数人のパーティ・・・瞬間・・・・
「あれ? komaさん?・・・」
ん????? 今、komaって聞こえたような・・・
空耳かな?・・・と、思いながら振り返ると、
「もう、下ばかり向いて歩いていちゃ駄目でしょう!!」 って・・・にっこにっこ笑顔♪
あれ~~ こんな所でKさんと会うなんて~~
あぁ、隠れたいよ~~(/-\)・・・・もう、絶対にヨレヨレのひどい顔をしているよ。
だって、本当に、やっとこさで歩いていたんだもの。
それでも、顔見知りの方と出会うのは元気が出る。
ヨシッ! 頑張ろうe(^。^)g_ファイト!!

はぁ、やっと三鈷峰の分岐の所まで来た。
最後の岩の急登は、堪えたな~~
残っている体力を、全部使い果たした。
ここですれ違った女性(大山ベテランさんみたいな)に、
「奥さん、カメラも飲み物も全部ザックの中に入れなさい。
私が手伝って入れてあげるから・・・
そんなにいっぱいぶらぶらさせながら歩いたら駄目!
よくここまで来れたね。
見る人が見たら、こんな恰好で山を歩いたら、叱られるよ!」
って、言いながら、ぎゅぅ~ぎゅぅ~~と、何もかも、全部ザックに
収めて下さった。
あぁ、カメラ・・・・・
「奥さん! ダンナさんは、荷物を持ってくれないの?」
あ、そんなことお願いできません。遊びで来ているのに、
自分の荷物は自分で・・・荷物が持てなくなったらリタイアして引き返します。
「今は、何が大事? 上がることではないの? 写真は上に
上がって撮りなさい!」
って・・・・・
はい、ごもっともです。
よほど私の姿がヨレヨレだったんだろうな。
有難い忠告と、素直に受けて、お礼を言って急登をよじ登る。
一気に重さが肩に食い込む。
私は、やはり分散した方が歩きやすい・・・ず~っとそうやって
歩いて来たから、体が慣れているんだよね。
肩に食い込んで痛くて・・・・・
まぁ、重い”イチガン”を持って登ること自体がおかしいのかもね。
でも、私の登山は、カメラと一体なんですよね~~
持って上がらなかったら、半分体を置いて来たように思える。
すれ違った皆さん、よれよれで重いカメラを持って歩いていた私を、
きっと心配して下さったんでしょうね。
ごめんなさい・・・・と、有難うございました。

着いた!!!
来れたね~~
今年初の大山登山だもの、しんどいはずだ。
一気にユートピアではなく、一度くらいは夏道を歩いていれば、
このしんどさも違っただろうに。
今年は、色々とタイミングがあわなかった。


象が鼻まで行きたいけど・・・・もう、すっかり精根尽き果てた。
あきらめよう・・・・
ここまで来れただけでも、嬉しいよ。

素麺がおいしい~~
トマトがたまらなくおいしい~~

北壁
あぁ、稜線ギリギリのところまで行きたいな~
でも、もう、どんなに頑張っても小一時間はかかるだろうな。
帰りの時間を考えたら、もう無理。
まぁ、ここまで来れただけでも、良しにしないとね。

北壁を後ろにクガイソウ
いつもほど本数が少なく思えるのは、気のせいなのかな?


まだ蕾の方が多い、シモツケソウ。
ふわふわとした花が少ないせいか、華やかさがイマイチ。

こちらは、シモツケ
似ているけど、花びらも葉っぱも違うよね。

クガイソウとセセリチョウ

コオニユリ


くるりん~としたカールがかわいい、クサボタン
さて、復路はどうしますか。
砂滑りは、大変危険と書かれて、
入っていけないようにロープがしてある。
あぁ、どうしようかな・・・・・・
来た道を帰るにしては、あのアップダウンを考えると、
とってもじゃないけど、私の足では時間がかかる。
帰宅時間が8時を過ぎるだろう・・・・と、なると、
少々危険でも砂滑りを下りますか。
カメラをバッグに入れて、
気を引き締めて砂滑りを下りて行く。
確かに、砂滑りに下りるまででも、足元をしっかりと確かめて下りないと、
本当に危険だ。

砂滑り自体は、まぁまぁの状態。
私的には、らくち~~ん~~♪と楽しめた。
砂滑りを下りて良かった~~!!
と、思ったのは、滑っている時だけ。
終点からは、2mぐらいはある段差をいくつか下り、
ゴロゴロ石に気を付けながら歩き、
慣れているからこそ歩ける道だった。
初めてだったら、足がすくんだろうな。
でも、さすがに往路を引き返すのと違って、かなりの
時間短縮になった。

無事に元谷に下りて来ました。
あぁ、なんだかんだと言いつつも、今年も
天空のお花畑に行けたわ。
でも、これで納めにしよう。
一歩一歩、お礼の気持ちを込めて歩いたユートピア、
あとは、歩ける所を楽しんで行こうと思っている。
心地よい余韻に浸って・・・・・・
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7月20日(月曜日)

どうやら、本日、中国地方はやっと梅雨が明けたらしい。
久しぶりの青空が眩しい。
komaの・・・勝手にそう思っているだけだけど・・・サルナシ~~(*^^*)
今年は、豊作だ~o(^ー^)o
ちょくちょく通って、食べ頃を逃さないようにしないとね!

3連休最後の一日、
大好きな場所の一つ、県北の山を歩く。


虹色のアジサイがかわいい♪

ヤマジノホトトギス
お盆の頃によく見ていたような気がするけど、
今頃だったっけ?
この花を見ると、どこか初秋を感じる。
本当の夏が、や~っと来たばかりだというのに。

青空!!!
白い雲!!!
あ~、どれだけこの空を待ったか。

ホツツジも、チラホラと咲き始める中、

ユウスゲ、イブキトラノオに並んで、
まだササユリも咲いていた。
ここのササユリは、こんなに綺麗なピンクの花が多い。

青空があったり、
時折、黒い雲が押し寄せて来たり・・・と、
まだほやほやの夏空。

吾妻山方面


アカモノの実
一粒口に含んで見た。
ほんのり甘くて、ちょっと酸味があったかな?

オカトラノオなのに、シッポが短い。
山の上だと、こうなるのかな?

ウツボクサに、すっぽりと顔をうずめて吸蜜中の蜂さん。

ツマグロヒョウモンは、口の周りに花粉をいっぱいつけて、
おいしい~~お顔♪
なんか・・・ひょうきんでかわいい~~(*^^*)

吹く風は爽やかで、半袖だと寒いくらいだ。
真夏を通り越して、初秋の匂いがする。

や~~っほぉ~~!!


かすかに・・・かすかに大山が見える。
(写真ではわかりにくいけど、右端の雲の下)
私には、もう ”憧れの君”・・・になりつつ・・・の大山。
失恋に似たような、胸のうずきが・・・・・・
もう少し・・・あと何回かは、受け入れてくれるだろうか。

イブキトラノオ
に囲まれて、ワレモコウ

シロバナに混ざって、ピンク花が2輪ほど。
ピンクのイブキトラノオがあったなんて、今まで気づかなかったな~


スジグロシロチョウ・・・で、いいのかな?

お~~! いましたよ~~
アサギマダラ
やはり、美しい蝶だ。
台湾から来たのかな?

これは、ツマグロヒョウモンの♀
こちらも、なかなか美しい。
蝶が舞い、トンボが飛び・・・・さわやかな風に吹かれて・・・
やっぱり、お山歩きはいいね~~
ここなら、私の運転でもふらりと来れる。
これからは、ここが中心の山歩きになるかな?
。。。。。。な、予感。
7月12日(日曜日)
大山は無理でも、
県北の山、吾妻山なら、次の日の仕事に差しさわりはないだろうと、
前々日までは、吾妻山歩きを予定していた。
でも、この日曜日は、町内の掃除の日だったことをすっかりと忘れていて、
山歩きは中止。
あ~あ、今年は、本当にお山が遠い・・・
草抜きを終え、汗びっしょりで帰り、軽くシャワー・・・
そのあとは、やはりどこかに出かけて行きたいよね~
10時に家を出るようでは、
お山に登るにも、山陰の海を見に行くにも・・・
ちょっと時間が足りない。

と、言う事で、目的地なしで、
取り敢えず乗り込んだのが、尾道・松江道。
空は、相変わらず梅雨空。
無料区間最後のIC三刀屋で下りる。
まず最寄りの道の駅 ”さくらの里きすき” で情報探しと、
地元野菜を購入。
胡瓜がみずみずしい♪

ロバ・・・あずきとだいず

近場で、こじゃれたカフェか、レストランがありますか?
と、尋ねて、教えて貰ったのが、ここ。
”食の杜” の中にあるワイナリーとレストラン 奥出雲葡萄園

そうそう、ここ!
5月だったかな?・・・八重滝に行くときに、
ランチの候補にあげていたもう一つのお店だったんだ。
偶然だったけど、気になっていたお店に来れて良かった♬
と・・・・と・・・
ワクワクときめいてドアを開けると・・・・
な~んと、ご縁がございませんでした。
本日は、貸し切りでございまして・・・・って・・・・(´ヘ`;)
残念~~

で、そのレストランで紹介してもらった、道路を挟んだ反対側にあるパン屋さん。
ここでも食事が出来ると聞いて、

どうか満席でありませんように・・・と、
恐る恐るドアを開けると、
かろうじて1テーブルあいていた。

食の杜の中にあるお豆腐屋さんのお豆腐を使っての、
豆腐ハンバーグ。
おからとスライスジャガイモとシメジのあえ物
サラダ
メロンの摘果で作ったピクルス

このパンが、滅茶苦茶おいしい!!!
ウイークデーの朝食はご飯なので、
買って帰りたいのを我慢。
でも、今思うと、平日でもパン食にして、買って帰れば良かったと・・・後悔。
それぐらい美味しいパンだった。

他に、卵豆腐
食後の飲み物。
で・・・1100円だったかな?
杜のパン屋 mori pan cafe
島根県雲南市木次町寺領2954-2
tel&fax 0854-42-3656
営業時間 10:00~17:00
カフェの営業日は、金曜日、土曜日、日曜日のみ。
パン屋の定休日は、毎週火曜日
とってもおいしゅうございました♪
この食の杜の一角には、
どぶろくも売られている。
杜氏さんがおられたら、そのどぶろくを買うことが出来る。
・・・と、聞き、

興味津々!
どぶろくって、たぶん飲んだことがないと思う。
幸い杜氏さんがおられて・・・
案内して下さった杜氏さん、若くてハーフのイケメンさん!
”杜氏”の言葉に、
てっきり職人肌のおじ様を想像していたので、
ミスマッチなとこが、またいいね。

豪農屋敷を移築してるとか・・・


建物の中も見物させて貰う。
なかなかないい雰囲気。
720mlのどぶろく ”むろ山” を一本購入♪ 1800円
おろちのどぶろく酒 むろ山
室山農園有限会社
島根県雲南市木次町寺領565
0854-42-3666
携帯 080-2922-2011

雲南まで来たら、他に行きたい所もあったけど、
途中の道の駅を、点々とたどりながら、ゆっくりと帰ることにする。

宍道湖のシジミのお味噌汁とか、イカの照り焼きの匂いに誘われて・・・ふらふら~~

お腹いっぱいなのに、買ってしまった・・・・
食べて・・・車で移動・・食べて・・・車で・・・
あ~あ、楽ちんで楽しいんだけど・・・・これじゃぁ、太るだけだよね。
次の3連休、今度こそは山歩き!!って、思っていたのに、
パートナーは、またまた仕事らしい・・・・・
一人で山歩きする元気はないし・・・・・さてさて、どうしましょう。
******
追記

どぶろく
一口含んだ感想は・・・
うまい!!
鼻先にふわ~んと、柔らかい日本酒の香りが広がり、
すっきりとした甘味???・・・・いや、旨みかな?・・・が、舌先に転がる。
まっこりに似ているようで、そこはやはり日本酒。
甘酒からお砂糖の甘味を取った感じかな?
アルコール度数 14度
アルコールに弱い私は、一口含んだだけで、ほわ~んと顔が火照る。
でも・・・好みの味で、おいしい♪

このイチゴ、
子供の頃 「チョウチンイチゴ」 と、言っていた。
青い玉がかわいくて、 ままごと遊び用に、
いつも熟れるのを待たずして採っていた。
口に含むと酸っぱくて・・・・このイチゴは甘くないイチゴだと、
ず~っと、そう思っていた。
でも、こんな風に赤くなると、結構甘かったんだね。
昨年、道の駅でこの苗を見かけて、
珍しさとなつかしさで、買って植えてみた。
当初植えた場所が悪かったようで、どんどん葉っぱが枯れて行き、
駄目元で植え替えて見たら、その土が合ったようで、
木がぐんぐん大きくなり、
今年はそれなりに実をつけてくれた。
”西洋すぐり”って言う名前なのも、つい最近知った。
飛びつくほどの美味しさはないけど、
この形はなかなかかわいい。

土曜日、
ジャガイモ堀り、草取り、苺の苗の植え替え・・・のあと、
やはり少しは歩きたいね・・・・と、
実家の畑から県北に向けて走る。

今にも降りそうな空に、
速足で・・・・(雷がこわい・・・・)

ざっと1時間ほどの森散歩。
車で走る方が多かった時間・・・・それでも、
気持ちはリフレッシュ♪
畑仕事のあとは、
これぐらいの運動がいいかな?

畑に、毎年勝手に生えてくる赤シソ。
その葉っぱをもいで作った紫蘇ジュース。
色は綺麗なんだけど・・・あの匂いが今少し好きではない。
母が飲むかな~・・・・と、作っては見たけど、
母もイマイチ的な顔をしていた。
炭酸で割って、汗をかいたあとなら、飲めるかな?